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2017年型GSXR1000が出た

ちょっと時期が遅くなったけど大丈夫じゃね?

情報そのものは出てくるのに一向に現物が出てきませんでしたが、7/12に解禁になったそうです。
当日はR1000のみ、数日後にR1000Rの国内仕様が解禁になった、ということが比較的大きなスズキワールド販売店で入ってきました。

というわけで近所のR1000を買ったバイク屋に話を聞きに行ってみると・・・
以外と情報が入ってない?
でもちょっと情報が入ったよ。

国内仕様のR1000Rについて。
スペック的にはEU仕様準拠で197馬力のフルパワー、ETC付き。ただし1.0のケチンボ仕様
国内なので180km/hリミッター付き。
サーキット走るには要件を満たしていないので初めから購入対象にはなりません。
しかし公道走る分にはこれで十分な気がします。

が、いろいろ問題な180km/hリミッター。
シャーシダイナモで出力を計測するときギアを6速に入れて計測しますが、なんで6速に入れる必要があるのか?
エンジンの出力を測るだけならギア関係ないはずです。

シャーシダイナモの場合、ダイナモそのものの負荷が小さいためフルパワーとなるほど負荷がかけられないのではないかと思います。
そのため6速まで使わないと十分な負荷がかけられないということだと思います。

つまりですね、シャーシダイナモではこの180km/hリミッターがあるのでフルパワーの測定ができません
公道しか走らない人でパワーチェックでコンディションを常に把握しておきたい人には徹底的に向いていません。

普通に運用してる分には197馬力あるからいいじゃん?という人、甘いです!激甘です!
おらのR1000でも3速で180km/h出るのです。
3速では185馬力に達する負荷はかけられずエンジンが回りきってしまうんですよ。
さらに、加速にしても180km/hで突然リミッターがかかったらライダーが前に飛んで行ってしまい危ないので180km/hに至る随分前から180km/hに軟着陸するのです。

つまりですね、カタログに197馬力という表示があってもどうやっても使う方法がなくメーカーが偽装して120馬力くらいしかでていなくてもわからないということです。

カタログパワーは軸出力なので工業的な機械で測定していると思うのですが・・・

そう考えるとメーカーもなぜ国内仕様なんて出すのか、そもそも誰が買うのか
考えられるのは国内仕様もEU仕様も同じラインで作れるようになり国内仕様にしたときの面倒な工程変更を行わなくて済むという程度なのかと。
だから120馬力しかでてないなんてことはないのです、使えないというだけで。そこは心配しなくてもいいとこです

昔の国内仕様は牙が抜かれたようだったけど、今の隼やR1000RはEU仕様と同じでフルパワー、なんて喜んでる人は・・・まぁ180km/h以上出さない人ならいいんじゃないでしょうか。なんといっても安いですし。

とはいえ300km/hリミッターがある時点でEU仕様だって本当に202馬力でてるかも疑問ですがね。

ところで
先々週あたりに県内のスズキワールドに行くとなんとR1000Rがナンバー付きで4台、なしで2台いずれも逆輸入車
もう国内に入ってきてるんですよ。
さすがスズキの直営店。系列店はやっぱりその後ですよ。近所のお店では「聞いてないよ!?」的な反応してましたが。
まだR1000ですら入ってないですからね。


by kumaXG4 | 2017-07-29 01:15 | バイク | Comments(0)

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